はんなりアクチュアリー勉強記録

京都在住の大学院生がアクチュアリーに挑みます

アクチュアリージャーナルから第2次試験合格のコツを読み解く

第2次試験に向けた勉強を進める上での留意事項
平成20年7月30日

アクチュアリージャーナルは国立国会図書館に所蔵されています。

http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20100531/1275305091


アクチュアリージャーナル第66号(2008年8月)の
「第2次試験に向けた勉強を進める上での留意事項」(以下「留意事項」)
は必読です。

<現状>

  • 第2次試験はアクチュアリーとして実務を行う上で必要な専門的知識と問題解決能力を有するかどうかを判定することを目的にしている。
  • しかし、受験者の解答を見ると、論点を正しく把握し、論点ごとに掘り下げてあるべき姿や対応を示す問題解決能力がかなり不足していると(教育委員会と試験委員会は)感じざるを得ない。


<必要なもの>
単に専門的知識を身につけるだけでなく、

  • 課題に対して論点を的確に把握
  • 各論点に対して、アクチュアリーとしての専門的な考察を加えつつ、事実やメリット・デメリット、他への影響、留意点等の整理・深堀りを行う。
  • 解決策やその効果、判断理由を提示


<問題解決能力向上のための勉強方法>

  • 新たな課題の解決に活用できる見識や知識を身に付ける
    • 語句や語句の意味を正確に覚える
    • その背景
    • 考え方などの理解
    • アクチュアリーとして考慮すべき視点・論点の整理・考察
    • 他の項目との関連付け
  • 時事問題の情報収集
  • 問題意識の醸成
    • 何が論点か
    • 自分はどう考えるか
    • なぜそのように考えるのか
    • 解決のために何をすべきか
  • 文章の構成力・表現力の向上


合格者が問題解決能力を高めるために行った具体的な取組み事例は省略(続きは国会図書館で……)。見出しのみ。

  • 教科書等の読み方
  • 時事問題等の情報収集
  • 過去問題集の活用
  • 論点整理ノートや予想問題集等の作成
  • その他